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保険と貯金

保険を貯金代わりにと思っている人も多いようです。果たして有利な貯蓄方法なのでしょうか。私は、保険と貯蓄は分けることをお勧めします。

貯まりやすい保険、そうでない保険

生命保険にもいろいろありますが、貯まりやすいとされているのは、終身保険、養老保険、年金保険の3種類、貯まらないのは、定期保険です。大手国内生保で保険勧誘員(いわゆる保険のおばちゃん)がすすめてくるのは、定期付終身保険で、例えば1000万円ほどの終身保険部分をベースに、2000万円ほどの定期保険を上乗せしたものが一般的です。「40歳で中途解約しても200万円返ってきますよ」などと説明されます。

予定利率にだまされるな

保険には、予定利率(予定利回り)というものがあります。保険会社は、その利回りで運用することを前提に保険料を決定し、それを下回っても、加入者には請求しないというものです。元来、この予定利率は契約したら変更できないものでしたが、最近の法改正で、変更できることになっています。

銀行預金の金利が1%を上回ることがほとんどないのに比べ、予定利率は1.5%などの高い数字を示しています。このため、銀行預金などより有利な商品に見えなくもありません。ただし、それには注意が必要です。収めた保険料が、この利回りで増えていくのではないのです。この利回りでお金が増えていくのを前提に、そこから事務的な経費や、何より純保険料(確率論で計算される本来の保険料部分)を差し引かれます。したがって、実際の利回りはそんなに高金利ではありませんし、加入からしばらくの間は元本割れが一般的です。

自由にならない貯金の価値

保険と貯蓄を分けることをお勧めする最大の理由は、保険では貯めても自由に使えないことです。生命保険では、契約者貸付などにより、解約返戻金の範囲内での貸付などを行ってはいますが、あくまで補助的なもの。基本的には、手をつけられると思わない方がいいと思います。割らないと中のお金は使えない豚の貯金箱に入れるのと同じことで、貯めやすいという考え方もありますが、いざというときには困るのも事実です。

貯金代わりになるお宝保険もある

基本的には、貯金代わりに保険を利用することを推奨しませんが、そうでもない保険もあります。バブル期に契約された、予定利率が非常に高い保険です。終身保険など、貯まりやすい保険の場合、予定利率が6%程度で設定されているものもあります。ここまで高い予定利率の場合、逆に、「これは貯蓄なんだ」と思ってもいいほどです。特にお金が必要な理由がある場合は解約しないほうがいいでしょう。

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なお、これらの「お宝保険」を解約させようと、生保レディが「転換して保険料を引き下げませんか?」と近寄ってきますが、応じるのはもったいないです。


2006年06月07日 00:48

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